*9月21日(日)に
*シネマポイントで
*公式HP
世間ではジョーカー演じるヒース・レジャーの怪演が話題だけど、敢えてアーロン・エッカート目当て。
冒頭の銀行強盗シーンで、ゴッサム・シティが普通のアメリカっぽい町になっちゃったなぁ、と思う。
もっと暗くて近代と近未来が一緒になったようなパラレルっぽいイメージだった。
設定がアメリカ国内だと、この作品を観るまで知らなかったけど、モデルがボストンというのもさっき知った。
銀行はマフィアがマネーロンダリングに使っていて、支店長(ウィリアム・フィクナー)も冷静にその筋の人っぽくショットガンで威嚇する。
でも、思ったよりあっさりと殺される。
ウィリアム・フィクナーだったので、もう少し出番があるかと思ったんだけど。
銀行強盗のシーンだけで、ジョーカー(ヒース・レジャー)の残酷さと狂気は十分伝わってくる。
ブルース(クリスチャン・ベール)は思ったよりお気楽だった。
前作の悩めるイメージとちょっと違う。
中国に乗り込む辺りは、スパイアクションみたいで楽しめる。
それにしてもどうやってラウ社長(チン・ハン)をアメリカに連れて来たんだろう。
デント(アーロン・エッカート)は、ぜーったい裏があると思ったのにちーっとも無い太陽のような人だった。
全然ゴッサム・シティに似合わない。
そういう意味でレイチェル(マギー・ギレンホール)とはお似合いだった。
マギー・ギレンホールより「バットマン・ビギンズ」のケイティ・ホームズのレイチェルの方がかわいかったなぁ。
だから、レイチェルが今回ブルースよりデントを選んだことは全然惜しくなかった。
ゴードン警部(ゲイリー・オールドマン)が途中死んじゃって悲しかったよぉ。
後で偽装だったって分かって良かった。
ただ、ブルースのあの自信はなんなのか?
自分の方が愛されてる自信があったから、デントに対して優しくなれたので、レイチェルの「デントと結婚する」という手紙をブルースが読んでいたなら、あの結末にはならなかったと思う。
デントはどうなんだろ。
死の間際のレイチェルは、デントに結婚したいと直接言ったけれど、デントは彼女を救えなかった後悔と喪失感に押しつぶされてしまう。
愛されてた実感があったなら、怒りの方向はジョーカーに向かうと思う。
そのジョーカーの詭弁に耳を傾けてしまったのは?
しょうがないとは思うけど、レイチェルはちょっと二股っぽかった。
レイチェルの手紙は執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)が預かっていたけど、内容を知っていたので焼いてしまう。
誠によくできた執事で...。
ちょっとずつズレた3人の関係がこういう結果を招いたんだろうか。
悪に走ったデントの死は、正義の死ということになり、正義を貫こうとしたバットマン(クリスチャン・ベール)は悪人として警察に追われることを選ぶ。
全てはゴッサム・シティのために。
ジョージ・クルーニーが主演した強くて余裕のあるバットマンも好きだけど、今作は秀逸。
どの登場人物の心の中も深く描写していない。
なのに映画の世界へ飽きずに引き込ませてくれる。
Recent Comments