ブラザーズ・グリム
*11月20日(日)に
*長野ロキシー2で
*公式HP
テリー・ギリアム監督作品。
目当ての映画の同時上映作品だった「バンデッドQ」がとても印象に残ってます。
NHKで何年か前に放送してたモンティ・パイソンも大好きでした。
そんなわけで観にいったわけです。
冒頭、いきなり重い。
ファンタジーな弟ジェイク(ヒース・レジャー)のせいで妹が死んじゃうもんだから、ジェイクはもちろん兄のウィル(マット・デイモン)にもトラウマです。
弟はストレートに自分のせいだから後悔してるし、兄はたぶん、そんなファンタジーな弟に大事なお使いをさせて妹は死ぬし、弟に重荷を背負わせる結果になったことを後悔してるんだと思う。
そして、それは結局最後まで解消されないわけです。
そりゃ、そうだ。
いくら人助けしたって、簡単にトラウマは消えない。
ウィルは口先で世の中を渡っていく軽い男だけど、繊細で夢見がちな弟を見放せないお兄ちゃん。
マット・デイモンは繊細な役が多いというイメージのようですけど、私にはジミーちゃんにしか見えないので、こういう役の方がしっくりきます。
アンジェリカ(レナ・へディ)とウィルの様子に焼きもちを焼いて森へ入ったジェイクが心配で追いかけていったり、鏡の女王(モニカ・ベルッチ)のせいで兄弟対決になってしまってもジェイクを信じて自分から刺されたり、ウィルのお兄ちゃんぶりが健気。
アンジェリカは妹2人がさらわれた事に責任を感じていて、やっぱり長女って感じなので、ウィルと気が合うのはしょうがないと思うの。
ジェイクはアンジェリカの母性本能にアピールしないと。
狼に襲われて死んだと思われていたアンジェリカの父親が、実は鏡の女王に魅入られて狼男になっていたとは思いませんでした。
色ボケで娘たちを捨てたんじゃ、アンジェリカも救われない。
そのくらい綺麗ですけどね、モニカ・ベルッチは。
カヴァルディ(ピーター・ストーメア)は最高でしたね。
気が小さくてその場しのぎな割に、それなりの地位にいて、思ったように引っ掻き回してくれるのに最後まで残っちゃった。
まさかあの鎧が役に立つなんてねぇ。
兎が皮を剥がれてさばかれていくシーンより、虫のシーンが気持ち悪かったです。
「赤ずきんちゃん」や「ヘンデルとグレーテル」を筆頭に、ちょっとずつ童話のモチーフが出てくるけど、ウィルとジェイクの「灰かぶり姫」が一番の笑いどころ。
「Mirror Mirror On The Wall」ってセリフは、中学の時の「白雪姫」の英語劇の最初のセリフでした。
そういうのを探しながら観るのも楽しいですけど、この世界観に入れないと面白くない映画になってしまいます。
整合性があるようでない娯楽映画なので、好みは別れると思います。
最後のお気楽な終わり方も好きです。
私もお姉ちゃんなので、レビューはウィルよりに書いてますが、ジェイクの方がタイプ。
何より顔がいい。
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